算命学の窓

六十干支 110番・戌亥天中殺

甲子から癸酉まで

十干は10種類、十二支は12種類あります。甲から癸まで10組を順に並べると、十二支が2つだけ余ります。この10干支で余るのは戌と亥です。算命学では、この余った2つがその人の天中殺になると考えるため、ここに並ぶ10干支はすべて戌亥天中殺になります。

日干支がこの10のどれかにあたる人は、戌年と亥年の2年間が天中殺です。天中殺は「悪いことが起きる年」ではなく、新しく始めるより力を蓄える時期とされます。12年の運気の波は「試練運」と呼ばれ、辰年・巳年がいちばん高くなるとされます。

天中殺のくわしい話は天中殺とはにまとめています。 天中殺が同じでも、性格の読み解きは干支ごとに違います。下の一覧から自分の干支を選んでください。

1甲子きのえねここです

理屈で考える面と、物事を疑わず受け取る素直なお人好しの面をあわせ持つ、少し複雑な性質とされます。ロマンを追う心と理性的で古風な考えが同居し、悟りに通じるような宗教性を帯びることもあります。周囲には明るく映る一方、内心では孤独を感じやすく、人の意見に流されやすい傾向も指摘されます。人生は中庸に収まりにくく、学者・専門家の道か実業の道かというように両極に分かれやすいとされるため、厳しさの中で精神力を育てる経験が、大人になってからの充実につながりやすいといわれます。

2乙丑きのとうしここです

人生をゆっくり自分のペースで確実に歩む、粘り強い努力家の型とされます。周囲からは穏やかに見えても、内心には葛藤を抱えつつ、強い頑固さで自分の道を貫いていきます。思考の幅が狭くなりやすく、気に入ったものにとことん執着するため、自分でも融通が利かないと感じることがあるようです。二十代・三十代は下積みの時期にあたる大器晩成型で、努力を認めて後押ししてくれる配偶者に恵まれると、四十代以降に財運が伸びやすいとされます。名誉より堅実さを大切にする生き方が、この干支の良さを引き出すといわれます。

3丙寅ひのえとらここです

多くの人に好かれる不思議な魅力を持つ型とされます。機知に富んだ発想から夢や希望を描き、くじけない前向きさで周囲を明るくし、バランス感覚があるため敵をつくりにくいのが持ち味です。一方で、ひとつを深く掘り下げる思考はやや苦手で、何でも人並み以上にこなせる器用さゆえに適職が定まらず、仕事を転々としやすい傾向も指摘されます。周囲から便利屋のように扱われることもありますが、故郷を離れて孤独な環境に身を置くことで成功をつかむ強運があるとされ、思い切って新天地に出ることが良さを生かす鍵といわれます。

4丁卯ひのとうここです

細かいところまでよく気がつく、気遣いの型とされます。人の心に敏感なあまり過剰に反応し、本来の気持ちと違う対応をしてしまうこともあるようです。行動の前には神経質なほど考え抜くため、周囲にはぐずぐずして見えますが、いざ動き出すと理想やロマンを原動力に大胆な迫力を発揮します。心の中では常に理想を追っているため、休んでいるようでも心が休まりにくい面があります。情に流されず、故郷を離れて自由に生きることが成功の鍵とされ、五十五歳頃からは仕事の浮き沈みが出やすいとされるため、変化を見越した備えが支えになります。

5戊辰つちのえたつここです

自らの力で人生を切り開く、強い精神力と強運を持つ型とされます。幼少期は目的が定まらず、気が多く内向的に見られがちですが、いったん目標が定まると強烈な個性が表に現れ、独創的なものを生み出していきます。組織や集団の一員に収まると力を発揮しにくいとされ、誰も思いつかない事業を独力で起こし育てるような生き方に生きがいを感じやすいようです。目的そのものが仕事となり金銭は二の次になりやすく、形ある財産は残りにくいとされますが、頭の回転と機転に加え、窮地でも土壇場で知恵が出る粘り強さが大きな支えになります。

6己巳つちのとみここです

表面は穏やかに見えて、内面はしっかり者で、一度決めたことは簡単に譲らない型とされます。粘り強さの一方で、繊細で気の弱い面もあわせ持ちます。子供時代を厳しい環境で過ごすと大人になってから運が伸びやすく、恵まれた環境で育つと社会に出てから伸び悩みやすいとされますが、持ち前の頑張りで時間をかけて盛り返していけるようです。援助に頼らず覚悟を決めて自力で社会と関わることが、大きな発展につながるとされます。風流を好み、地域の名士や大家さんのような落ち着いた在り方が似合い、女性は温厚で誠実な家庭人になりやすいといわれます。

7庚午かのえうまここです

竹を割ったような性格で、物事のとらえ方は単純明快、出来事には直情的かつ積極的に対応する型とされます。女性の力が強い家に生まれた女性は男勝りになりやすいものの、運は強いといわれます。若いうちに故郷を離れ、心の中に淋しさや孤独を抱えながらも、表面は明るく華やかに振る舞い、本心を隠すように人を笑わせ楽しませる面があります。故郷を離れて自分の生き方や目的を探すことで運が伸びやすいとされ、精神的な試練を経験しやすい分、それを乗り越えれば芸能の世界などで活躍できる資質が花開くといわれます。

8辛未かのとひつじここです

理性に支えられた堅実な型で、社会の中で逸脱した行動を取らないとされます。子供時代は気弱に見られがちですが、心には強い意志があり、それをうまく表に出せないため、宣言せずに黙って始める不言実行の傾向があります。人に頼らず、派手さはなくとも強い意志と根性で困難を乗り越えていきます。引っ込み思案な面から競争を強いられる職場は不向きとされ、絵画・音楽・文学などひとりで取り組める世界に適性があるといわれます。人の世話や厄介事を引き受けやすいため、自分の時間を意識して確保することが、この型の力を守る工夫になります。

9壬申みずのえさるここです

本質的に頭が良く、努力家の資質を持ちながら、子供の頃は成績に表れにくい型とされます。自意識の強い子供時代を送り、親や周囲から押し付けられた勉強には向かいませんが、自分で知識欲に目覚めたときは大きなエネルギーで学びに向かい、実践や行動で体験したことはすべて身についていくようです。特に秋生まれの場合は理性と学術性に富み、深く研究した成果を人に伝える役割を持つとされます。環境によって学術的に優れた人にも辛辣な毒舌家にもなりやすいとされるため、知性を建設的な方向に向ける環境選びが大切といわれます。

10癸酉みずのととりここです

世渡りが上手で、人とのコミュニケーション能力に優れ、組織や団体の補佐役に向く型とされます。子供時代に多くの友達に恵まれ、その縁が後々のチャンスにつながりやすいようです。思考力と記憶力が良く、頭の回転の速い素直な子供に育つとされますが、知性に品性が伴わないと要領の良さだけが目立ちやすいため、幼い頃に情操を育てる教育を受けることが大切といわれます。年を重ねると信仰心が芽生え、精神的な世界への関心が人生を豊かにするとされます。文筆の才能にも恵まれ、家系を高めていく役割を担うといわれます。

自分の日干支がわからない方は、生年月日からすぐに調べられます。

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