算命学の窓

六十干支 1120番・申酉天中殺

甲戌から癸未まで

六十干支は、10個ずつ6つの「旬(じゅん)」に分かれます。11番から20番までがその2番目のまとまりで、先頭の干支をとって甲戌の旬と呼ばれます。この10干支に含まれない十二支は申と酉。算命学では、その2つがそのまま天中殺になるとされます。

つまり日干支がこの10のどれかにあたる人は、全員が申酉天中殺です。申年と酉年の2年間は、新しく広げるより、続けてきたことを守る時期とされます。12年の運気の波は「中落ち運」と呼ばれ、卯年と午年・未年が高くなるとされます。

天中殺のくわしい話は天中殺とはにまとめています。 天中殺が同じでも、性格の読み解きは干支ごとに違います。下の一覧から自分の干支を選んでください。

11甲戌きのえいぬここです

感受性が豊かでロマンティックな型とされます。夢や希望に向かってがむしゃらに一直線に進み、最後まで頑張り通す姿がしつこいと誤解されることもありますが、実際は大変な努力家です。青年期は実利より名を取る傾向が強く経済的に苦しくなりやすいものの、五十歳を過ぎる頃から実を取る生き方に変わるとされます。社会には合理的に、身内には心情的にという二面性があり、家族のために自分を後回しにした結婚をしやすく、夫婦か子供のどちらかに課題が出やすいともいわれます。養子など家をつなぐ縁も指摘されるため、家庭では意識して心を通わせる工夫が支えになります。

12乙亥きのといここです

子供時代に家庭内の波乱に遭いやすく、神経がすり減りやすい環境から人生が始まるとされますが、厳しさをしっかり受け止めて着実に進むたくましさを持つ型です。上下関係のある相手よりも仲間や同志と組むとうまくいきやすく、役割が上がって前面に出ると問題が表面化しやすいため、横のつながりを生かす働き方が向いています。学者・芸術家・技術者など精神性の高い世界で、着実な成功に到達しやすいとされます。長男でも他家を継ぐなど平凡とは違う道を歩みやすい一方、面白い幸運をつかむ宿命ともいわれ、持病と長く付き合いやすい分、体調管理を習慣にすることが力になります。

13丙子ひのえねここです

神経質で心が揺れやすく優柔不断な面がある一方、頭が良く、特に記憶力・暗記力に優れる型とされます。裏表がなく、気性の激しさもあわせ持ちます。徳を重ねた先祖を持ち、本人にも徳があるため人に好かれ、窮地に陥ったときには必ず誰かが助けてくれるとされます。地位や立場は周囲の引き立てで比較的手に入りやすいものの、こだわりなく手放してしまうため、運勢に浮き沈みが出やすいようです。男性は結婚後に妻の実家との関係に注意が必要とされ、女性は華やかで人目を引く人が多いといわれます。得た立場を大切に育てる意識が、安定への工夫になります。

14丁丑ひのとうしここです

自分で決めたことは頑なに守り自分には厳しい一方、他人には寛大でのんびり対応する型とされます。興味を持ったことをとことん追求する気質があり、それが成功につながることもあります。長男・長女に生まれなくても家を支える役割を担いやすいとされます。お人好しで人に好かれ、なんとなくうまく世を渡っていけるため、信用を築き財産も残せる、波乱の少ない人生になりやすいようです。女性は男性より大胆に生き方を選ぶ分、苦労がやや多くなるともいわれます。音楽や芸術など創作の能力に恵まれるとされ、その表現力を育てることが人生の彩りになります。

15戊寅つちのえとらここです

陰日向のない素直な人柄で、人に好かれて活躍する型とされます。お世辞は言わないものの話術に長け、人の話に耳を傾けられるため交際範囲が自然に広がり、人の上に立つ器へと成長していきます。大器晩成型のため若いうちは力を発揮しにくいとされますが、修行の期間が長く苦労が多くても、その経験が視野と人間的な幅を広げ、晩年に政治や実業の世界で成功する人が多いといわれます。男性は父親と仕事上の意見が合いにくく、親の後を継ぐより自分で事業を興す道が向いているとされます。焦らず気長に構えることが、この型の強みを最大限に生かします。

16己卯つちのとうここです

新しい世界を開拓する闘志と行動力に特に恵まれた型とされます。単独では自我が強く自己主張が激しくなりやすく、持久力の面から短期決戦型になる一方、集団の中では全体の意志を守る大局的な動きができ、いつの間にか上層部に座るようになるといわれます。開拓の成果は自分より後の世代が受け取りやすいとされます。社会の動乱期には力を存分に発揮し、平穏な時期には補佐役として陰で支える側に回るのが良いとされ、仕える相手の窮地には登場して力を発揮します。黙々と人生を歩む型で、働き者の配偶者に恵まれやすいのも心強い点です。

17庚辰かのえたつここです

天真爛漫で物事を深く考え込まない、おおらかな型とされます。周囲には自分勝手と映ることもあれば、小さなことにこだわらない心の大きな人と映ることもあります。ざっくばらんで、その時その時を楽しみたい気質のため、我慢を強いられる場面は苦手なようです。礼儀の枠に収まりにくい面もあり、平凡で変化のない生活には向きにくいとされます。社会が混乱しているような時代にこそ活躍できる人で、舞台が大きいほど闘志を燃やして立ち向かえる一方、活躍の場が小さいと張り合いを失いやすいため、常に大きな挑戦の場を持ち続けることが生きがいの鍵になります。

18辛巳かのとみここです

上品でムードを大切にする、精神性の高い型とされます。ハイセンスで上質なものを好み、女性はおしゃれにお金をかけやすく、男性は気位の高さのわりに頼りなく見られることもあるようです。しかし中身は外見と違って繊細な神経の持ち主で、発想が柔軟なため幅広い人脈を持ち、人への偏見がなく誰にでも平等に接するので敵をつくりません。芸術・宗教・神学・考古学・占いなど精神的な分野に適性があり、企画や参謀の役割、組織なら経営者を支える番頭役で大きく伸びるとされます。生まれつき鋭い感性が備わっているとされ、磨けばさらに生きるといわれます。

19壬午みずのえうまここです

感情の起伏が大きく、周囲からは気分屋と見られやすい型とされます。頭の回転が速く思考も冴えているため多方面で活躍できますが、持久力の面から器用貧乏になりやすい傾向も指摘されます。初対面の人の本質を見抜くような、鋭い直感的能力を持つとされます。身内との縁が薄めで、早めに親兄弟から離れて自立することが成功の条件といわれます。人生の変化が激しく、成功も失敗も多く経験しやすいものの、食べるのに困らず、どんなに困窮しても不思議とお金に縁があるとされます。変化を恐れず、身軽さを強みに変えることがこの型の生かし方です。

20癸未みずのとひつじここです

内には闘志を秘めながら、見かけは温厚で純粋、人当たりの良い型とされます。ときに白黒をはっきりつけたくなり、執拗に食い下がって相手を傷つけてしまうことがありますが、本人に悪気はまったくないようです。人が良いため異性との縁が多くなりやすく、特に結婚後は気づかぬうちにトラブルに巻き込まれやすいとされるので、距離感への意識が助けになります。家系の流れを受け継ぐ役割を持ち、長男・長女に生まれなくてもその役目を果たすといわれます。人生最大の関門は結婚相手選びにあり、不本意な縁談に流されやすいとされるため、時間をかけて見極めることが幸せへの工夫です。

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